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山海塾「とばり」

.30 2009 山海塾 comment(0) trackback(0)
今日で、この部屋で過ごす夜は一応、最後。
明日は雨か・・・


本日は山海塾。
実際のところ、踊りが面白い、と思えたのは山海塾のおかげ。
クラシックに一杯一杯で、よくわからなくなっていたときに、山海塾の舞踏を見て、もう本当に驚いて、何というか、こんなものがあったのか!という正にそれだった。

実際に舞台を生で見た方が、迫力も衝撃も何万倍も凄いので、映像ではわからない、伝わりきらないことが多すぎるけれど。
でもやはり美しい。

この「とばり」は去年の秋ごろ日本でも公演していた作品。
かなり静謐、且つ洗練された研ぎ澄まされたような空気が漂っている。
これはこういう雰囲気だけど、過去の作品ではもっとアヴァンギャルドなものもあったりするし、シーンごとによっても結構感じが違う。
舞台のセットも考えられていて、この映像だとわかりづらいけど、真ん中の黒い円盤には無数の星が浮かび上がるようになっている。
バックのホリゾントも星空になるので、暗転したときはまるで宇宙空間のようになる。
そして、このカンパニー、とても照明の使い方が上手い。
いつもはっとさせられる。



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In the middle somewhat elevaited

.30 2009 ダンス comment(0) trackback(0)
ドイツ・フランクフルトの振付家、ウィリアム・フォーサイス(1949~)の87年の作品「In the middle somewhat elevaited」。

これは当時のパリ・オペラ座バレエ団に振付けられたもの。
シルヴィ・ギエムの当たり役。
動画は、シルヴィ・ギエムの有名過ぎるソロシーン。
冒頭にちょっとだけ映っているのも彼女。

たぶんリハーサルの映像だと思われる。
とにかく格好良い。
トウシューズも履いているし、バレエっぽいけれど、クラシックバレエではなく、現代作品・・・コンテンポラリー、のカテゴリーに入れていいと思う。

何が凄いって、このフォーサイス特有のオフバランス、でも軸は決して崩してはいけない・・・という感覚を見事にものにしている。
かなりの技術を持ったダンサーである、シルヴィ・ギエムだからこそここまで出来るし、この格好良さが出るのだと思う。
この振りは、なかなかこんな風には踊れない・・・
難しいステップを滑らかにこなし、次への繋ぎは安定していて、でも振りの中の危うい感じはしっかりみせてくれる。

そして、何より気持ちいいのが、この音感!
息苦しくなることなく、ステップが音に心地よくはまるはまる!
このタイプの踊りって、決めすぎると却って格好悪いし、だからといって音感が悪いと本当に見れたものじゃなくなるのだけど、その微妙なところを感覚的に理解しているな、というのがよくわかる。
音と振りの一致、ぴったり感に痺れてしまう。

格好良い・・・

フレッド・アステア

.28 2009 ダンス comment(0) trackback(0)
20世紀を代表するアメリカのダンサー、フレッド・アステア。

彼を尊敬してやまないバレエダンサーは、実は結構居る。
マイケル・ジャクソンも彼の大ファンだったそう。

とにかく粋!
この一言に尽きる。
本当に魅力的。

画像は、「恋愛準決勝戦」(1951)
有名な、壁や天井で踊っちゃうやつ。
これを見ると何だかやたらと可笑しくて、楽しい気分になる!
こういうことしてる人が居たんだな、と何だか元気が出てくる。
改めてダンスっていいなと思えるというか。


DEVIL DOLL 「DIES IRAE」

.21 2009 音楽 comment(0) trackback(0)
DEVIL DOLLの、1996年発売の4thアルバムにして最終作、「DIES IRAE」。
新宿Disk Unionのプログレ館にて発見。
2008年のリマスター版、ということで新品。
DEVIL DOLLの全アルバムあった。
絶版かと思っていたけど、違ったのか。

2009082118130000.jpg

ジャケットがまた凝っている。
かつて25枚限定で制作されたという、特殊変形ジャケットの再現らしい。
真ん中の人物は、Mr.Doctorその人だという話。

この「DIES IRAE」も、また一時間以上の大作。
でも前回までとちょっと違うのが、曲全体がPart1からPart18までわけてあるところ。

音楽は相変わらず凄い。
冒頭の、ヴァイオリンの不協和音の響き。
狂ったように怒鳴るソプラノ、そして変化自在の声を操るMr.Doctor。
DIES IRAE、と叫ぶ混声合唱、突如として荘厳な響きを奏でるチャーチオルガン。
何が飛び出すかわからない、想像不可の劇的な構成。
これは、真っ暗闇の中でひっそりと爆音で聴いてみたい。


この「DIES IRAE」、”呪われたアルバム”と呼ばれているらしい。
というのは、これのヴォーカル・パートのレコーディング中に、放火魔?によってスタジオで火事が起こり、Mr.Doctorとエンジニアはなんとか逃げ出すことが出来たものの、テープは焼失・・・
という自体が起きたからだそう。
で、もう再録の予定が無くなっていたところを、当時のファンの嘆願により、再レコーディングが決定した・・・という流れらしい。
何にしろ、このアルバムが世に出ることになって、本当に良かった。

歌詞も物凄く格好良い。

You will not get out of eternal peace!
You will not get out of eternal peace/kill/sleep/murder/death.

おまえは永遠の平和から逃れられない!
お前は永遠に逃れることができない  平和・殺人・眠り・暗殺・死

Yet I would lose no sting
Would wish no torture less;
The more that anguish racks
The earlier it will bless.
And robed in fires oe hell
or bright in heavenly shine,
if it but herald death
the vision is divine.

私は何一つ痛みをなくさないにも関わらずそれでもやはり苦痛を望むのであろう
苦しめば苦しむほどより早く祝福を受けるだろう
そして地獄の炎に巻き込まれ
あるいはこの世のものとは思えない光の中で輝いて
もしそれが地獄の使者以外のものだとしたら
その光景は神からのものなのだ


そしてこちら、前作に引き続き、最後まで聞き逃せません。
あれ?終わったかな?と思っても、必ず最後まで聴くこと。

Gregorian Chant

.16 2009 音楽 comment(0) trackback(0)
九世紀から十世紀にかけて広まった、ローマ・カトリック教会の典礼音楽、グレゴリオ聖歌。



Gregorian Chant 「Dies Irae」

冒頭からの男声→女声、の掛け合いが本当に美しい。

歌詞は全てラテン語。
もう普段の生活では使わなくなった言葉であり、いわば死語なのに、でもこうやって教会に欠かせないものとして未だに生き続けている、というのは本当に凄いことだと思う。

グレゴリオ聖歌は無伴奏曲で、かつ拍子もない。
また独特の音階があり、それが不思議なメロディの元となっている。
古来からずっと教会のミサで歌われ続けてきたもので、曲そのものもかなり古いものが多い。
敬虔さ漂う歌声が本当に美しい。



暮れゆく太陽の王国で

.15 2009 音楽 comment(0) trackback(0)
Dead can Danceのアルバム「WITHIN THE REALM OF A DYING SUN」を入手した。
邦題「暮れゆく太陽の王国で」。

最近Disk unionに行く頻度が高い。
でもDead can Danceは、どこの棚を探すと見つかるのかいまいちわからない・・・
これは、ニューウェーブのところで発見。
でもオルタナティブのところにもあったり・・・
分類わけもよくわからないので、とりあえずありそうなところを総当りしている現状。
CDの背中を一つ一つ睨むようにしながら探してます。

このアルバムは、これまたジャケットのインパクトに惹かれる。

2009081420440000.jpg

ブレンダン・ぺリーのデザインなのだそう。
ダイレクトな恐怖ではないけれど、何だかじわじわ来る怖さ。
垂れ下がる布を頭から被り、窓に片手をかける石膏像・・・
どことなく不安を感じる。
シュルレアリスティックでもある。
こういうものを作り出す、その創造のセンス、感覚。

そして、音楽を聴いて更にそれを実感する。
これは1987年のアルバム。
やはり神秘的で深く、どこにもない音が感じられる。
聴くものの潜在的な感覚を呼び起こすような音楽。


また、ブックレットに面白いことが書いてある。
最初期、1981年の始めたばかりのころのDead can Danceは4人組だったそう。
で、その4人の共通点というのが、「創造性を持っていること」と、「社会に無関心であること」だったらしい。

あともう一つ。
「ダンスなきところに芸術はなく、死のなきところにも芸術はない」


DEAD CAN DANCE

.06 2009 音楽 comment(0) trackback(0)
DEAD CAN DANCE(1981~)
ブレンダン・ぺリーと、リサ・ジェラルド、という二人組による、オーストラリアの音楽グループ。

今回購入したCD 1990年発売の「AION」と1993年発売「INTO THE LABYRINCE」。

まず「AION」
ジャケットが、ヒエロニムス・ボスの「快楽の園」の部分画だった!

the garden of earthly delights

やはりインパクトがある。
内容も、このジャケットとリンクする。
中世から初期ルネサンス期の音楽、・・・教会音楽や世俗音楽などからインスピレーションを受けて作ったものだそう。
大変好み。
というか、こういった音楽は普段から聴いているし、全く違和感無く同化する。

混声合唱に教会多声音楽、古楽器の音色(でもこれはシンセによるサンプリング音らしい)、宗教的で礼拝的な雰囲気、そこに古代民俗調なものが漂っている感じ。
ちょっとケルト系の雰囲気も感じられるような・・・ちょっと異教の香りもしつつ。

美しくて、深い。
神秘・精神世界。
ある瞬間の和音に、何かが呼び起こされる。

アルバムタイトルの「AION」とは、現代語にすると「AN AGE」のことなのだそう。
でも単なる”歳、年齢”の意味で使われているのではなく、”世代、時代”のことを指しているらしい。
更に、”世界の全期間”、”半永久的に相当する力を持つ宇宙や精神哲学”をも意味するらしい。
何たる深さ・・・

また、メンバーの一人ブレンダン・ペリーの言うところによると、このアルバムは
「相当なイマジネーションを要求し、リスナーに複雑な思想を強要する」
作品なのだそう。
大変興味深い。
強要する、という単語にも頷ける。
期せずとも何かが呼び起こされる気がするから。


ちょっと「AION」について長くなったので、もう一つの方は短く・・・。

「INTO THE LABYRINTH」こちらは、中世要素は消え、民俗的なものがより増している。
アンビエントな要素もあり、割と聴き易い。


このブレンダン・ペリーが、グループについて、面白いことを言っている。

「我々がなぜこのようなグループ名を選んだかを理解するためには、無生物を生物に変換する発想、死から生、生へと向かう死を意味する発想を理解しなければいけない。あまりにも多くの人達が私たち固有のシンボリズムを誤解しており、私たちのことを「病的なゴシックタイプ」とレッテルを貼っているんだ。それは私たちが悲しむべき誤解であり、今でも・・・」

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